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法律・基礎知識 7分2026年4月18日

フライト遅延補償額:€250・€400・€600の違いと適用条件

EC261の補償額はフライト距離によって3段階に分かれています。日本〜ヨーロッパ間の主要路線ではほぼすべて最高額の€600が対象です。

フライト補償額の計算

EU規則EC261/2004は、フライトの遅延・欠航・搭乗拒否に対する補償額をフライト距離で定めています。金額はチケット代や航空会社の格とは無関係です。格安航空券でも、ビジネスクラスでも、同じ補償額が適用されます。

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補償額の3段階:距離別早見表

フライト距離補償額(EC261)補償額(UK261)最低遅延時間
1,500km以下€250£2203時間以上
1,500〜3,500km€400£3503時間以上
3,500km超(EU域外路線)€600£5203時間以上

日本〜ヨーロッパ主要路線の補償額

路線距離補償額主な航空会社
東京(NRT)→ロンドン(LHR)約9,500km€600 / £520*JAL・ANA・BA
東京(NRT)→パリ(CDG)約9,700km€600JAL・ANA・AF
東京(NRT)→フランクフルト(FRA)約9,300km€600JAL・ANA・LH
東京(NRT)→アムステルダム(AMS)約9,300km€600ANA・KLM
東京(NRT)→ヘルシンキ(HEL)約7,900km€600フィンエアー
大阪(KIX)→ロンドン(LHR)約9,600km€600 / £520*BA

*英国発着便はUK261が適用され£520が上限。EU(例:パリ)発の同便はEC261で€600。

50%減額ルールに注意

航空会社が代替フライトを提供し、3,500km超の路線で4時間以内に目的地に到着できた場合、補償額が€300(€600の50%)に減額されることがあります。ただし減額を証明する義務は航空会社側にあります。

補償額の計算:乗り継ぎがある場合

乗り継ぎ便の場合、フライト距離は出発地〜最終目的地間の大圏距離で計算されます。例えば東京(NRT)→フランクフルト(FRA)→ローマ(FCO)のルートで最終目的地ローマへの到着が3時間以上遅れた場合、東京〜ローマ間の距離(約9,700km)で€600が補償対象となります。

よくある質問(FAQ)

東京〜ロンドン便の補償額はいくらですか?

成田・羽田〜ヒースロー間の距離は約9,500kmで、3,500km超に該当します。EU発着の場合は€600が補償額です。ただし英国発の場合はUK261が適用され£520(約10万円)が上限です。

フライト距離はどうやって計算しますか?

EC261では「大圏距離(Great Circle Distance)」が使用されます。乗り継ぎがある場合は出発地〜最終目的地の直線距離で計算します。乗り継ぎ区間ごとではありません。

乗り継ぎで到着が3時間以上遅れた場合、補償はいくらですか?

出発地から最終目的地までの距離全体で計算します。例:東京→フランクフルト→ローマで最終到着が3時間遅れた場合、東京〜ローマ間(約9,700km)の距離で€600が対象です。

補償額は半額になることがありますか?

あります。航空会社が代替フライトを提供し、遅延が3〜4時間以内(3,500km超の路線は4時間以内)に抑えられた場合、補償額が50%減額されることがあります。

チケット代が€100だった場合でも€600もらえますか?

はい。EC261の補償額はチケット代とは無関係です。格安航空券でも距離と遅延時間の条件を満たせば満額の補償を受け取れます。

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