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特殊ケース 8分2026年4月18日

ヨーロッパで乗り継ぎ便を逃した場合の補償請求

フランクフルト・アムステルダムなどで乗り継ぎ便を逃した場合、EC261に基づき最終目的地への遅延として€600を請求できます。宿泊費・食事代も別途請求可能です。

乗り継ぎ遅延補償

ヨーロッパの乗り継ぎ空港(フランクフルト・アムステルダム・パリ・ロンドンなど)で接続便を逃すのは日本人旅行者がよく遭遇するトラブルです。EC261では乗り継ぎ遅延による最終目的地への到着遅延が補償の基準となります。乗り継ぎ空港での待ち時間ではなく、最終目的地への実際の到着時刻が鍵です。

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補償対象になる場合・ならない場合

同一予約番号(PNR)内の乗り継ぎ

同じ予約で発行された乗り継ぎ便を逃した場合、航空会社の責任として補償対象。最終目的地への到着遅延3時間以上が条件。

前便の遅延による乗り継ぎ失敗

航空会社の遅延が原因で乗り継ぎ時間が足りなくなった場合、航空会社の責任として補償対象。MCT(最小乗り継ぎ時間)を確保していた場合も含む。

代替フライトが翌日以降

代替便が翌日以降になる場合、EC261第9条に基づき宿泊・食事・交通費の負担義務あり。さらに最終到着遅延に対する金銭補償も請求可能。

別々に予約した乗り継ぎ便(別PNR)

2つの独立した予約では EC261 の「接続フライト」規定は適用されません。ただし民事損害賠償の余地は残ります。

自分のミスによる乗り継ぎ失敗

搭乗口の間違い、セキュリティでの時間超過など乗客側の理由による場合は補償対象外。

乗り継ぎ便を逃した際の補償計算

ルート例補償計算距離補償額
東京→フランクフルト→ローマ(FRA乗り継ぎ失敗)東京〜ローマ 約9,700km€600
東京→アムステルダム→ブリュッセル(AMS乗り継ぎ失敗)東京〜ブリュッセル 約9,300km€600
東京→パリ→マドリード(CDG乗り継ぎ失敗)東京〜マドリード 約10,500km€600
パリ→フランクフルト→ブダペスト(FRA乗り継ぎ失敗)パリ〜ブダペスト 約1,500km€250〜€400

宿泊費・食事代も忘れずに請求

乗り継ぎ失敗で翌日以降の便を待つ場合、EC261第9条に基づき航空会社には宿泊・食事・空港〜ホテル間の交通費を負担する義務があります。この費用請求は第7条の金銭補償(€600)と別個に行えます。必ず領収書を保管してください。

よくある質問(FAQ)

フランクフルトで乗り継ぎ便を逃しました。補償はありますか?

前の便の遅延が原因で乗り継ぎ便を逃した場合、EC261に基づき最終目的地への到着遅延に対する補償を請求できます。最終目的地への到着が3時間以上遅れた場合、出発地〜最終目的地間の距離で補償額が決まります。ただし、最初の便と乗り継ぎ便が同じ予約番号(PNR)であることが条件です。

乗り継ぎ時間が短すぎた場合、補償対象になりますか?

航空会社が設定した乗り継ぎ時間(MCT:Minimum Connection Time)を下回る乗り継ぎを航空会社が提供した場合、航空会社の責任となります。MCT以上の乗り継ぎ時間が確保されていたにもかかわらず前便が遅延した場合も補償対象です。

別々に予約した乗り継ぎ便を逃した場合はどうですか?

別々の予約番号(別々のチケット)で乗り継ぎ便を予約していた場合、EC261は適用されません。EC261は同一予約内の「接続フライト(connecting flight)」に対して適用されます。ただし、航空会社の遅延が原因であることが証明できれば、民事上の損害賠償を請求できる場合があります。

乗り継ぎ便を逃した際に航空会社が提供した代替フライトに乗った場合、補償は減額されますか?

代替フライトを提供された場合でも、最終目的地への到着遅延が3時間以上であれば補償を請求できます。ただし遅延が3〜4時間(3,500km超路線)に収まった場合は50%減額(€300)となる場合があります。

乗り継ぎ便を逃したため空港で1泊しました。宿泊費・食事代も請求できますか?

はい。EC261第9条に基づき、代替フライトを待つ間の食事・宿泊・交通費は航空会社が負担する義務があります。これはEC261第7条の金銭補償とは別に請求できます。領収書を保管しておくことが重要です。

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